アモーレパシフィックが9月6日、「資源循環の日」を迎えサムピョグループとコラボで制作したアップサイクルベンチ8つをソウル市鐘路区に寄付した。

▲ ソウル昌德後援に設置された化粧品空瓶アップサイクルベンチである「カーブベンチ」
今回の寄付は、鐘路区が推進中の「ベンチ増やしプロジェクト」に共感した2企業のコラボで行われ、昨年に続き2回目の寄付である。
カーブベンチ(Curve Bench)と名付けられた今回の作品は、アモーレパシフィックの化粧品に使用された使用済みのプラスチック空瓶とサムピョグループの超高性能コンクリートである「UHPC(Ultra High Performance Concrete)」を活用し制作された。すべての制作過程はサムピョグループの技術研究所が総括し、特に今年はアモーレパシフィック所属のデザイナーが直接デザインし、注目を集めた。
デザインを担当したアモーレパシフィックのリテールクリエイティブチームのホ・ユソクデザイナーは、「座るという行為自体がデザインの結果物になれるよう曲線ラインを強調し、ベンチが設置される昌徳公園とうまく調和するよう、色合いなどを悩んだ。このベンチが市民の小さな憩いの場になることを期待している。」と、述べた。

一方、アモーレパシフィックは、使用済みの化粧品空瓶を創意的に再活用するグリーンサイクル(GREENCYCLE)キャンペーンを繰り広げている。特に今年下半期からは、プラスチックの化粧品空瓶を再び空瓶として再誕生させる「Bottle to Bottle」プロジェクトも行う予定だ。また、サムピョグループとコラボしたアップサイクルベンチ寄付事業も来年まで行う予定で、資源再活用のための活動を持続的に行っていく計画だ。