環境管理
Environmental Management
アモーレパシフィックグループの環境方針は、全構成員がその重要性と価値を意識しており、すべての業務において環境方針を遵守し、循環経済への責任と義務を果たすべく取り組んでいます。

専任組織
(株)アモーレパシフィックグループ及び(株)アモーレパシフィックは、理事会のESG委員会及び代表取締役傘下の持続可能経営委員会を設けて透明な持続可能経営の推進体制を構築しました。最高意思決定機関を中心にした責任経営により、グループ会社及び子会社における持続可能経営の戦略や方向性を策定し、実行成果を継続的にモニタリングしています。
組織名 | 役割と責任 | |
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取締役会のESG委員会 |
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持続可能経営委員会 |
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持続可能経営センター |
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安全環境支援チーム |
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環境方針
(株)アモーレパシフィックグループ及び(株)アモーレパシフィックは、 企業活動のすべてのプロセスが環境に何らかの影響を与えることを認識しており、環境経営システムの構築や継続的な評価及び改善を通じてすべての事業活動に伴う環境への影響を最小限に抑えることを目指します。また、環境保全に対する社会的責任を肝に銘じ 、地域社会における環境保全活動にも積極的に取り組んでいます。
管理項目 | 詳細 | |
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Ⅰ. 製品及びサービスの開発 |
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Ⅱ. パートナー企業の選定及び評価 |
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Ⅲ. 生産及び事業所環境の管理 |
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Ⅳ. 物流、廃棄物の管理を始めとする事業ライフサイクルにおける環境保護への取り組み |
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Ⅴ. 主なビジネスパートナーの管理 |
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Ⅵ. 買収及び合併における事前のデューデリジェンス |
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VII. その他 |
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2024.07
(株)アモーレパシフィックグループ代表取締役
(株)アモーレパシフィック代表取締役
規制遵守
(株)アモーレパシフィックグループ及び(株)アモーレパシフィックは、化学物質管理法、大気環境保全法、土壌環境保全法、水環境保全法、廃棄物管理法などを遵守し、事業活動において発生する環境への負荷を最小限に抑えています。
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1) エネルギーの管理
- 太陽光発電設備による再生可能エネルギーの自己生産
- グリーンプレミアムの購入、電力需給契約の締結
- 設備運用プロセスの革新による省エネ活動の展開 -
2) 化学物質の一元管理
- 安全な化学物質管理のための化学物質一元管理システムAP-CHEMSの導入
- 管理対象の有害物質に関する情報の体系化
- 新規化学物質の規制検討及びデータベース化の継続的な実施 -
3) 大気及び土壌の汚染物質管理
- 大気汚染物質の希釈排出防止のための局所排気装置ダンパー自動調節設備の導入
- 大気汚染防止施設の稼働をリアルタイムに監視するためのモニタリングシステムの構築
- 土壌環境保全のための事業所周辺の土壌汚染度の定期的な測定 -
4) 水資源の管理
- 雨水貯留槽により重水として再利用
- 廃水モニタリングシステム及び自動工程設備への投資
- 有効な汚染物質処理のための新規攪拌機の設置 -
5) 廃棄物の管理
- 事業所ごとに発生する廃棄物を物質・種類別に詳しく区分けして効率的にリサイクルを行う
- 実質的なリサイクル率を高めるためのリサイクル率優秀企業の継続的な発掘
- グローバル生産事業所の埋立ゼロ達成
プロセス | 詳細 | |
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計画策定及び診断準備 | 計画策定及び報告、事前の資料収集、審査員の教育、書類の評価 | |
現場診断 | 事業所の現場診断 | |
診断結果対策策定 | 診断結果のFeedback、原因分析及び改善計画の策定、重大リスクの分析 | |
報告 | 綜合結果の共有会、安全環境委員会への議案の上程 |
対応体制
(株)アモーレパシフィックグループ及び(株)アモーレパシフィックでは、毎年緊急事態に対するトレーニングを定期的に実施することで社員の対応能力を高めており、アモーレビューティーパークでは、社内環境に関する社規を改定して環境事故への対応手順をさらに強化しています。また、廃棄物の運搬や保管、内容物及び半製品の移動、原料の移動や入庫、実験室における試薬の取扱など、様々な状況から発生し得る環境事故に備えた17の緊急時対応マニュアルを用意しました。環境事故が発生した場合、予め用意された予防及び対応ガイドラインに従って速やかに報告すると同時に必要な措置を講じることを義務付けており、すべての社員が環境保護に積極的に取り組んでいます。
小題名:環境マネジメントシステムの認証状況
(株)アモーレパシフィックグループ及び(株)アモーレパシフィックは、持続可能な環境経営のためにISO規格を遵守しています。国際規格に適合する環境マネジメントシステムを運用し、企業の事業活動が環境に与える悪影響を最小限に抑えています。特にアモーレパシフィックは、すべての製造事業所において環境マネジメントシステムを運用しており、エネルギー効率化の継続や環境に配慮した技術の開発などにより、環境経営のレベルをさらに高めていきます。
事業所名 | ISO14001 | |
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烏山ビューティーパーク | 1995年~2025年 | |
大田デイリービューティー事業所 | 2000年~2024年 | |
上海ビューティーパーク | 2015年~2024年 | |
安城ヘルスケア事業所 | 2005年~2026年 |
環境経営システム認証現況
区分 | 環境経営システム(ISO14001) |
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アモーレパシフィック烏山ビューティーパーク | |
アモーレパシフィック大田デイリービューティー事業場 | |
OSULLOC生産事業場 | |
アモーレパシフィック上海ビューティーパーク | |
アモーレパシフィック物流センター | |
AESTURAヘルスケア事業場 | |
コスビジョン | |
パシフィックパッケージ |